2023年1月5日、体重68.4kg。冷蔵庫の前でスプーンを持ったまま固まっていた私に、
のCMが頭をよぎった。
「そんな高いところ、私には無理」と思いながら、その夜もシチューをお代わりした。
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下の子の運動会から2週間後のことだ。集合写真のデータが幹事から送られてきた。スマホを開いて、思わず画面を裏返した。横に並んだ他のお母さんたちの中で、自分だけ明らかに違う。ふくらんだ腕、丸い肩、首に埋まった顔。
「これが私か」と思った。
その夜から検索が始まった。「置き換えダイエット おすすめ 2023」「シェイク ダイエット 効果」。毎晩、子供が寝た後に布団の中でスマホを握り締めていた。
でも私はすでにこの検索を何百回もやっていた。
42歳主婦が置き換えダイエットに3回失敗した全記録

失敗を曖昧にしてきたから、また同じことを繰り返した。今回はちゃんと記録する。
1回目の失敗(2023年1月〜2月)
ドラッグストアで見つけた置き換えシェイク、2,980円。「1食置き換えるだけ」という謳い文句に惹かれた。栄養成分は確かめなかった。
朝食をシェイクにして5日間、体重が1.8kg落ちた。「これだ」と思った。
6日目、昼もシェイクにしてみた。夕方4時ごろから頭痛がひどくなった。子供たちが学校から帰ってきて「お腹すいた」と言う声を聞いた瞬間、冷蔵庫を開けてチーズを4切れ一気に食べた。夕食も普通に食べた。
その後2週間、1食置き換えのつもりが「今日は全部普通に食べた」という日が増え、最終的にシェイクの箱は半分残ったまま棚に上がった。
結果:−1.2kg(リバウンド含む) 費用:2,980円 期間:2週間
2回目の失敗(2024年3月〜4月)
「今度こそ、商品が悪かったから失敗したんだ」という言い訳を信じて、1箱5,400円の高いシェイクを選んだ。タンパク質量も確認した。
1ヶ月続いた。体重は3.2kg落ちた。
問題は5週目に来た。夫の誕生日ディナーでレストランに行き、普通に食べた。翌日から「1日くらいいいか」が始まり、3日後には完全にやめていた。
結果:−3.2kg → +4.1kg(リバウンド) 費用:5,400円×2箱 期間:1ヶ月
3回目の失敗(2025年1月〜2月)
今度はジムと組み合わせた。「運動も一緒にやれば絶対続く」と思った。ジムの月会費6,000円、新しいシェイク4,200円。
ジムは1週間2回ペースで3週間続いた。子供の体調不良で1週間空いた。再開できなかった。シェイクは5週目で飽きた。同じ味を毎日飲み続けることへの苦痛が、食欲よりも強くなった。
結果:−2.1kg → +3.8kg(リバウンド) 費用:ジム3ヶ月分+シェイク2箱分 期間:6週間
3回の合計損失:体重はほぼ元通り以上、お金は4万円以上。
なぜ置き換えダイエットは「続かない設計」になっているのか

3回失敗して初めてわかったことがある。私の意志が弱いのではなく、方法が体の反応を完全に無視していた。
問題1:市販シェイクはタンパク質が根本的に足りない
200kcal台の置き換えシェイクの多くは、タンパク質が15〜20g程度しか入っていない。成人女性が1食で必要なタンパク質は20〜25gとされるが、それ以上に重要なのは消化スピードだ。
タンパク質が少ないと胃が空っぽになるのが速い。2〜3時間後に強い空腹感が来る。これは意志で抑えられる感覚ではない。低血糖に近い状態で、体が強制的に「食べろ」という信号を出す。あの頭痛も、チーズを一気に食べた衝動も、全部そこから来ていた。
問題2:置き換える食事をそもそも間違えている
多くの人が「朝食置き換え」を選ぶ。でも朝食は元々300〜400kcalのことが多い。
置き換え効果が最大になるのは、最もカロリーが高い食事だ。多くの場合それは夕食か、夕方の間食だ。主婦なら夕食の準備中の「ながら食い」こそが、一番の問題であることが多い。私がシチューの鍋の前でスプーンを止められなかったのも、ここに原因がある。
問題3:一人でやることの限界
ダイエットを一人でやると、折れたときに誰も知らない。「今日は失敗した」が「もう終わり」に直結する。誰かに見られている環境、記録を共有する相手、結果に責任を持つ仕組み。これがないと、人間は必ず楽な方向に流れる。意志の問題ではなく、環境設計の問題だ。
2026年版|置き換えダイエット方法を徹底比較
| 比較項目 | ライザップ | マイプロテイン |
|—|—|—|
| アプローチ | プロと二人三脚で体ごと変える | 自分で商品選びと管理 |
| 食事管理 | トレーナーが毎日確認・指導 | 自己管理のみ |
| 運動指導 | 完全個室マンツーマン | なし |
| 継続サポート | 担当トレーナーが2ヶ月伴走 | なし |
| リバウンドリスク | 低い(習慣ごと変わる) | 高い(自己管理次第) |
| 価格 | 高め(無料カウンセリングあり) | 月1,000〜3,000円程度 |
| 返金保証 | 30日間全額返金保証あり | なし |
| 向いている人 | 今まで全部失敗した人 | 初めて試す・コスト最優先 |
ライザップを選ぶべきか:3回失敗した私の結論
「ライザップは高い」。3年間そう思って避けてきた。
でも計算してみた。
- 2023〜2025年で買った置き換えシェイク類:推定4万2千円
- ジムの幽霊会員費(3ヶ月で退会×2回):3万6千円
- 糖質制限の特別食材・ダイエット本・アプリ有料版:推定2万円
- 合計:約10万円以上を、全部失敗に使っていた
ライザップが高いのではない。失敗し続けることの方が、お金も時間も体も消耗する。
ライザップの核心は3点だ。
完全個室でのマンツーマン指導:他人の目を気にする必要がない。42歳の体型を恥ずかしいと思いながら一般ジムに行く必要がない。担当トレーナーと1対1で、自分のペースで進められる。
食事記録と毎日のフィードバック:何を食べたかをトレーナーに毎日報告する。「今日は夕食前に間食した」「シチューを作りながら食べた」。正直に記録することで、自分の食行動のパターンが初めて見える。見えれば変えられる。
30日間全額返金保証:「合わなかったら返金できる」という仕組みは、踏み出すリスクをゼロにする。まず無料カウンセリングだけ受けてみることから始められる。
マイプロテインを使うなら「これだけは守れ」
コスト面でまずシェイク系から試したい人には、マイプロテインを勧める。ただし条件がある。
マイプロテインは世界最大のスポーツ栄養ブランドで、品質と価格のバランスが国内製品より明らかに優れている。問題は「使い方を間違えると私の3回の失敗と同じ結果になる」ことだ。
守るべき4つのルール:
- 置き換えるのは夕食か夕方の間食にする(朝食より効果が2〜3倍高い)
- 1食タンパク質25g以上を確保する(製品の成分表で必ず確認)
- 2〜3種類の味を最初から買う(同じ味への飽きが最大の脱落原因だと身に染みている)
- 職場と家の両方に置く(「家に忘れた」を理由にした離脱を防ぐ)
セール時に最大70%オフになることがある。初回クーポンも使えることが多いので、試してみるコストは低い。ただし、管理できる自信がない人はライザップを先に検討してほしい。
あなたが今日やること
読んで「そうかも」と思っただけでは何も変わらない。今日中に、次の3つのうち1つだけ実行する。
① ライザップの無料カウンセリングを予約する
費用ゼロ。「今の体型・生活習慣でどんなプランが組めるか」を聞くだけでいい。カウンセリングを受けた後に入会する義務もない。ただ、話を聞いて自分の失敗の理由が言語化されるだけで、次の行動が変わる。
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② マイプロテインで2種類の味を選んで注文する
「まずは1袋」では飽きて終わる。最初から2種類以上。セールとクーポンを確認してから購入すること。
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③ 今日の食事をすべてスマホのメモに記録する
何を、何時に、どのくらい食べたか。夕食の準備中の味見も含めて全部書く。これだけでいい。記録がなければ、次の失敗も同じ理由でやってくる。
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3回失敗した私が言える。次の失敗は方法を変えれば防げる。 変える必要があるのは意志ではなく、選択肢だ。42歳から変わるのに遅すぎることはない。ただし、また同じ方法を繰り返すなら、また同じ結果が来る。
📊 今回紹介した商品を比較